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【82年生まれ キム・ジヨン】あらすじと感想

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引用公式サイトより

あのBTSのRMも読んだ、韓国で136万部を超えるベストセラーとなった小説をチョン・ユミとコン・ユ主演で映画化した【82年生まれ キム・ジヨン】についてあらすじや感想を述べています。「男尊女卑」や「女性の生きづらさ」など問題提起のある内容だけに映画を見当た後に色々と考えさせられる作品となっていますので、個人的感想と考察がやや長めになっていますのでご了承ください。

あらすじ

チョン・ユミ演じるキム・ジヨンは結婚・出産を機に広告代理店の仕事を辞め、2歳の娘アヨンの育児に専念し忙しい毎日を過ごしている。

コン・ユ演じるデヒョンがそんな妻を気遣うが、ある時妻の様子がおかしい事に気が付く。

妻の母親が憑依したかのように話し始めたり、ある時は妻の友人のように話したり…

一方ジヨンは社会から取り残されているような疎外感や焦りを感じて短時間だけ働こうとするがデヒョンは反対する。

その後もジヨンは”女性である”事に苦しめられた過去や憤りを感じながらも、妻や母ではなく一人の人間として自分自身に向き合っていく…

目次

登場人物とキャスト

キム・ジヨン

妊娠・出産を機に仕事を辞め育児に専念している。家事育児に追われ社会から疎外感を感じている。ストレスからまるで他人が乗り移ったような言動をするようになってしまうが記憶が無い。

演:チョン・ユミ

引用公式サイトより

1983年1月18日生まれ。163㎝。『ロマンスが必要2』『品位ある彼女』『新感染~ファイナル・エクスプレス~』 『保健師アンウニョン』など多数のドラマ・映画に出演。

コン・ユとは3度目の共演にして初の夫婦役。

デヒョン

ジヨンの夫で、ジヨンに他人が乗り移ったような言動をする症状を言えずにいる。妻の負担を減らそうと気遣うが空回ってしまう。

演:コン・ユ

引用公式サイトより

1979年7月10日生まれ。『乾パン先生とこんぺいとう』『コーヒープリンス1号店』『ビッグ~愛は奇跡~』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『新感染~ファイナル・エクスプレス~』『ソボク』などに出演。抜群のスタイルと演技力でその存在感は唯一無二。

ジヨンの母:ミスク

ジヨンの母。自身の男兄弟の学費の為に教師になる夢を諦めた過去がある。娘の事を心配し気にかけている。息子ばかり贔屓する夫に呆れている。

演:キム・ミギョン

引用公式サイトより

出演作は書ききれないほどありますが、とにかく【THE・お母さん役】で有名です。韓ドラ好きなら「あ!〇〇のお母さん役の人だ!」って分かると思います。

今回の映画では娘を心配するお母さん役を凄くリアルに演じていたと思います。

ジヨンの父:イ・オル

子供たちの中でも息子だけを贔屓し、ジヨンより息子だけを気にかけ心配する。

感想(ネタバレ少しあり)と考察

コン・ユ様が旦那なんて羨ましすぎるわ~とか軽い気持ちで見始めたらまあ、テーマが重いというかなんと言うか…

ジヨンは日々育児と家事に明け暮れながらバリバリ働いていた昔をふと思い出したり、外で働く女性を羨まし気に見たりしているんだけど、働いていない事にまるで罪悪感を感じているような感じ。

義母がまたちょっとザ・めんどくさい姑って感じで。(ちょっと上沼恵美子っぽい)

義母も義母で自分の息子が可愛いが故にの行動なんですが。

デヒョンが言った言葉

孫をせかす親たちを黙らせるためにも1人子供を作ろうとジヨンと話している時

『子供が生まれても生活は大して変わらない』

って言うんだけど・・・それお前だけだから!(;゚Д゚)

コン・ユ様の口からそんなセリフ聞きたくなかった(泣)

でも、デヒョンは凄くジヨンを気遣ってるんだよね

正月に実家に帰省しないで旅行に行こうとか、不自然にならないように精神科の受診を促したり、かなり妻を心配してる様子

ジヨンは『あなたの実家に帰省しないと責められるのは私』と言ったり、家事も育児も凄く精一杯やっててとにかくクソ真面目なタイプなんですね、ハイ、これ❝鬱になりやすい典型的なタイプ❞です。

デヒョンが育児休業を取る事になったのに義母にいちゃもんつけられてもめてる時も

『僕は育休を深刻に考えてない、君の為の決断だ』と言った時にも

君の為と言わないで。他人事のように、いつも私だけが戦ってる』と言い返し

何でも自分で背負いこんじゃうんです。

デヒョンも、本当にジヨンの事を思っているのに、ジヨンには伝わらない…

ジヨンは❝良い妻❞❝良い嫁❞❝良い母❞であろうと真面目なんですよね。無理だよ~(;´Д`)

そして本当は自分がやりたい仕事などを我慢していて。

家事育児の疲労に閉塞感、社会からの疎外感や焦燥感も加わって働こうとしてみたり。

だけど心や体はキャパオーバーしてるんです。

何とか自分で出口を見つけようともがいてみるジヨンですが・・・

キム・ジヨンと言う名前は韓国に多い女性の名前だそうです。

引用公式サイトより

そもそも育児を何故母親だけ主体になってやらなければならないと思ってしまうのか。

育児に参加する男性を、世の中がイクメンイクメンともてはやすのは、それだけ育児を主体的にやる男性が異常に少ないからではないのかと。

今の時代、夫だけが外で稼いで妻は家と子供を守る家庭が多数だった昔とは違います。夫婦共働きが増え女性の社会進出が進みましたが、それに伴って社会制度などはどうでしょう。

産休や育休制度があっても、その制度を利用したとしても女性の負担って消して軽くはないはず。

育児に積極的に参加する男性は増えたとはいえまだまだ女性主体の育児を求める風潮は強く、なかなか女性が思ったように自分の人生に育児を組み込むのは容易ではないのです。

もっともっと夫婦が同等位育児できるような環境や社会のしくみが出来なければ、子供を産みたいという夫婦、特に女性が減って行ってしまうのは目に見えるのではないかと思います。イクメンなんて言葉がかっこ悪くなる位父親にとっても育児が当たり前になるべきではないかと思います。

無料で視聴する方法とキャストのその他の出演作

『82年生まれ、キム・ジヨン』はいくつかの動画配信サービスで視聴する事が出来ます。

その中で主演二人のその他の出演作が多く視聴できる動画配信サービスを調べてみました。

チョン・ユミ出演作

作品名↓ Amazon PrimeVideo U-NEXT Netflix dTV
ロマンスが必要2 配信無 見放題※2022/7/31まで 配信無 見放題
ライブ~君こそが生きる理由~ 見放題 見放題 配信無 配信無
保健師アンウニョン 配信無 配信無 見放題 配信無
ユン食堂2※ 配信無 見放題 配信無 見放題
ユンステイ※ 配信無 見放題 配信無 見放題
新・感染~ファイナルエクスプレス~ 有料 見放題 見放題 見放題
82年生まれ、キム・ジヨン 見放題 見放題 配信無 見放題
トガニ-幼き瞳の告発- 見放題 見放題 配信無 有料

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※本ページの情報は2022年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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この記事を書いた人

3歳の双子を育児中の主婦です。元転勤族の妻。育児に追われて時間が無くリアルタイムドラマを一切見なくなりましたが元々大のドラマ好き!VODで見たいドラマや映画を探してチョコチョコ視聴するのが楽しみ♪邦画・洋画・韓流・アニメ・キッズなどのおススメ紹介していきます

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